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具体的な金額でみる地方就活

東京都や大阪府などの都市圏に比べると、
高知県の企業の初任給は低いと思っている方が多いのではないでしょうか?
しかし、都市圏に比べると物価も低くなるため、結果、可処分所得(自由に使えるお金)は多くなります。
この記事では、東京都・大阪府それぞれの都市と高知県を具体的な数字を用いて比較してみます!

都市圏と高知県 初任給の比較

まず収入についてです。
東京都、大阪府と高知県の初任給を比較したものが下記の画像になります。
都市圏に比べ、地方は給与が低いという印象があると思いますが、
実際に比較をしてみると差額は3万円以下と小さいです。

都市圏と高知県 家賃の比較

それぞれの家賃についてです。
東京都、大阪府と高知県の物件を、1Kという同条件で比較を行ってみましょう。

高知県の1K家賃相場は3.8~4.5万円に対し、東京都の1K家賃相場は7.0~8.0万円、大阪府の家賃は5.8~6.5万円と、
約1.5~1.8倍の差があることが分かります。また、地元で就職をすると1人暮らしではなく、実家で生活を行うという選択も出てきます。
実家だと家にお金を入れるとしても、一人暮らしの家賃よりは大きく抑えられるため、支出の大半を占める固定費を削減することが可能です。

都市圏と高知県 交通費の比較

次に東京都、大阪府と高知県の公共交通機関と自家用車、それぞれの交通費の比較です。

高知県で自家用車を交通手段にした場合の出費は月々26,881円、
東京都で公共交通機関を交通手段にした場合の出費は月々12,608円、
大阪府で公共交通機関を交通手段にした場合の出費は月々8,387円となります。

都市圏と比べると自家用車が交通手段になるため、交通費は高くなります。
しかし、高知県での生活を考えた場合、利便性を考慮すると必要な経費といえます。

高知県 1ヶ月の家計簿

これまでにみてきた家賃や交通費を踏まえて、最後は実際に生活をした場合の1か月の家計簿から、
高知県の生活ではどの程度の可処分所得が得られるのか計算をしてみましょう。
今回は、高知県にUIターン就職をし、実家から自家用車で通勤をしている場合の1か月の家計簿になります。

家賃・食費・水道光熱費を考慮し実家へ30,000円を入れるとした場合、
1か月の生活費から算出された可処分所得は約54,000円です。

都市圏に住む一般的な1人暮らしの可処分所得が約20,000円程度とされているため、
都市圏の平均値と比較をすると大幅に上回る金額であると言えます。

また、今回作成した家計簿は自家用車で生活をした場合の金額になるので、
公共交通機関で生活をすればさらに可処分所得を増やすことが可能です。

まとめ

実際の数字を用いて高知県に関する「お金」の話をしてきましたが、いかがだったでしょうか。

東京都や大阪府などの都市圏に比べると給与が低いイメージのある高知県ですが、
実際に数字で見てみるとイメージほど差額は多くなかったのではないでしょうか。
また、都市圏に比べると家賃などの物価が低いため、趣味や娯楽に使える金額には十分な余裕が生まれます。

UIターン就職を行うか悩んでいる人は、一度上記の家計簿を参考にしながら、
マイ家計簿を作成し、自分が実際に地方で生活をした際のイメージをしてみてはいかがでしょうか。

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