【Vol.3】現役大学生が行く！高知県企業インタビュー「日之出産業 株式会社」
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現役大学生の目線で、魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく新企画「現役大学生が行く！ 高知県企業インタビュー」！
第3回目は「日之出産業 株式会社」を取材。高知の園芸農業を支える同社の田島社長にお話を伺いました！
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●お仕事の内容を教えてください
弊社は、全国でも数少ない施設園芸ハウス専業メーカーです。
鉄パイプを加工する独自技術を用いて、施設園芸ハウスの設計から施工までを行っています。
建てるハウスは年間約150〜200棟ほど。設計から施工までを一営業担当が一貫して担当し、農家さんの要望に応じて畑の形に合わせた図面を書いたりもしています。
実際にハウスを建てる際、社員は部品のチェックや、作業の段取りなど主に現場監督として動きます。
そのため営業部門と名前は付いていますが、販売の仕事の割合は3〜4割ほど。主な仕事としてはハウスを建てるための段取りや現場での仕事が多いです。
日之出産業の園芸ハウスは、高知県だけでなく北海道から沖縄県まで実績があり、日本の食料生産の一端を担っていると感じながら私たちは仕事に取り組んでいます。
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●施設園芸ハウスを作るうえで心掛けている事は何ですか？
「鍬立てる農業から企てる農業へ」の企業理念のもと現状に満足せず、新しい施設園芸ハウスの開発にも力を入れています。
「施設園芸ハウス」という分野に一点特化した「日之出産業」だからこその強みを生かし、高知県に根付く企業として農家さんのニーズに応え、高知県独特の地形や気候に負けない、強くて質の高いハウスを製造しています。
弊社のハウスには50m/sの暴風でも耐えられるものもあるんですよ！
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また、弊社は購入後のハウスのメンテナンスも手厚く行っており、台風で破損した部分の補修などにも迅速に対応しています。
農家さんが購入後も安心して日之出産業のハウスを使ってもらえるよう、アフターサービスにも力を入れ、「日之出産業に頼んでよかった」と言ってもらえるよう心掛けています。
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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか？
採用の際に求めることは、「目標を持っているか」ということです。
会社に対する目標に限らずどんな事でも構いません。
目標は、”何のために働くのか”ということを明確にしてくれます。
その明確さが仕事に対する向き合い方や姿勢をより良いものにしていく。
目標を意識して働くからこそ自分の仕事にやりがいが生まれ、会社や高知県の農業への貢献に繋がっていくと私は考えています。
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実際、弊社で働いている社員で「弊社や農業のために何かしたい！」と最初から明確な目標を持って就職した者はほぼいないのではないかと思います。
ですが、今は皆「農業を支える」というやりがいを持って働いてくれています。
それは自分の目標に向かって仕事をする事で、自然と生まれてくる、あるいは自分自身がやりがいに追いつくのだと実感しています。
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●今後の展望を教えてください
これからは我々の分野でも少しずつ新型コロナウイルスの影響も出てくるのではないかと考えています。
満足に営業できていない飲食店が多くあるため、そこで使われていた野菜が売れなくなりました。
そのため、収入のない生産者さんたちは設備投資をしたくてもできなくなっている。
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ただ、それを逆境と捉えているわけではなく、一つのターニングポイントとして新たなビジネスが生まれるキッカケだと思っています。
高知県はもちろん、全国の農業を支える一企業として、このような課題とも向き合いつつ、時代に合わせた取り組みや生産者さんたちのニーズに応える新たな開発・発展に尽力していきたいと考えています。
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●学生へのアドバイスやメッセージがあればお願いします！
その時、その瞬間を楽しんでください。
「学生」という時間は今だけの限られた時間ですから、学生のうちにできるチャレンジを沢山してください。
まずはそれを楽しむ、そして自分は何がしたいのか「目標探し」をしてください。
決して、大きな目標を立てろというわけではありません。その時々の小さな目標で構いません。
何も見当たらないのであれば、目標探しを「目標」とすれば良いのです。
とにかく、学生のうちに自分が何を目指し、どうなりたいのか、そのためには何をするべきなのか。
自分の目標と向き合い考えてみてください。
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◆今回お話しを伺った「日之出産業 株式会社」の企業情報はこちら◆
https://kochi-student-job.jp/company/日之出産業株式会社
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＜インタビュー学生／ 稲葉 涼太＞
2001年生まれ。愛媛県出身。
少子高齢化をはじめとする地域の社会問題を解決できる人材になりたいという目標に向けて日々様々なチャレンジを重ねる大学一年生。
「高知県においてハウスとは、外に出れば一つは目にするほど身近なものだと思います。しかし、普段、何気なく目にするものあっても知らない事が沢山あることを今回のお話を通して気づきました。身近なものほど、多くの人を支え、無くてはならない技術であるという事も実感できました。」
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