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大学生活を満喫する=ガクチカを作成する

大学では学業以外に、サークル活動やアルバイト、ボランティア活動などに邁進するぞ!
と考えている学生の皆さんも多いのではないでしょうか?
就活が始まるとよく耳にする「ガクチカ」(学生時代、力を入れたこと)は、学業も含めた学生生活の中から生まれてきます。
「ガクチカ」は面接時に企業からよく聞かれる質問の1つですので、

就活を始めたばかりの方はもちろん、就活を続けている中でも迷いが生まれやすいところ。
この記事では、企業目線で、ガクチカを聞く理由から、実際にガクチカを表現するためのポイントまでを解説します。

 まずは押さえておきたい!企業がガクチカを聞く目的 

ガクチカは、面接時にはよく聞かれる質問ではあるものの、
何のために聞かれているかを理解せずに、ガクチカを答えている人も多くいます。
実は、ガクチカを聞かれる目的を把握しているかどうかで既に差がついてる という状況があるのです。
就活をすると、内定を取ることが目的になってしまいがちですが、
企業側からすると採用の目的は、採用した学生に入社後にいかに活躍してもらうかになります。
学生時代が優秀だったということで採用してしまい、入社後に活躍してくれませんでしたではお話になりません。
そして、活躍するためには努力を続ける必要があり、その努力の方法や考え方が自分たちの会社とマッチしているかどうかを、ガクチカを通して確認しています。

企業がガクチカを通して、知りたい情報は大きく3つあります。

 「何をきっかけに、その活動に打ち込んだか」 

物事を始める際に、目的や意義が明確になると打ち込める人もいれば、何となく物事に取り組んでいる中で熱中する人もいます。
また一緒にやるメンバーの人柄で活動を始める人もいれば、活動の内容そのものに興味を持って取り組んだ人もいると思います。
何かに打ち込むそのきっかけは、人によってそれぞれだと思いますが、
その「きっかけ」「何を大事にしている人なのか」ということが 自社とマッチしているかどうか を企業は知りたがっています。

 「企業の文化や業務にフィットする努力をできるか」 

どんな仕事にモチベーションを感じるかも、また人によって異なるポイントです。
企業側はガクチカを通して、何をモチベーションに頑張れる人間なのか ということを確認し、
入社後に 実際の仕事内容と合っているかどうか を見極めています。
例えば、飲食のサービス職などを志望する場合に、
「1人でコツコツと改善を行い、その中で成果が出た際にやりがいを感じる」といったエピソードを話したとしても、
「接客中心で、かつ店舗単位でのチームワークが重要であるから、あまりマッチしないかも」と心配されるかもしれません。

 「どのような熱量で打ち込める人なのか」 

同じ活動に取り組んでいても、高い目標に向かい多少の負荷がかかっても取り組むことを大事にしている人もいれば、やるべきことを自分のペースでしっかりとやっていくことを大事にしている人もいます。
どちらが良い悪いではないですが、企業側は 自社の文化や雰囲気、一緒に働くメンバーにどのようなタイプが多いか ということとマッチしているかどうかをここでも確認しています。
「学生時代、最も力を入れたこと」にどのような熱量で打ち込んでいたかということから、相対的に日頃の仕事にかける熱量を見ています。

 ガクチカを伝えるための日々の取り組み方 

このように、企業はガクチカから「入社後に活躍できるか」という判断をしています。
とはいえ、どのようにガクチカを作っていけばいいかを考えるのは難しいもの。
まずは、大学1年生の皆さんが学生生活を始めるにあたり、心に留めておいて欲しいポイントを2つお伝えします。

せっかくの学生生活ですので、
勉強はもちろん、サークルやバイト、ボランティア活動など少しでも興味を持ったことには、まず 挑戦 してみましょう!
新しい物事を始めることによって、自分自身の経験値が高まりますし、刺激をくれる友人や先輩などもできるかもしれません。
また、その中で自身が 楽しいと感じる理由 を思考することで、自身がどんな人間なのかの理解が深まります。
自分がどんな時に楽しいと感じる人間なのかを 言語化 することで、自分のモチベーションの源泉や自己分析なども気づけば深まっています。

 まとめ 

いかがだったでしょうか?
「ガクチカ」と聞くと何かすごい経験を書かなければならない!とイメージしていたかもしれませんが、そんなことは全くありません。
むしろ、日々の活動の中から 自分がどんな人間であるかを上手く伝えること が重要です。
特に、「ガクチカ」は「過程」を伝えることになりますので、ぜひ日頃から 言語化 する癖をつけてみてください!

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