入社7年目コンビが携わる日本が誇る海上クレーン「株式会社SKK」
国内シェア70%を誇る海上クレーンメーカー 会社の魅力と仕事への情熱
株式会社SKKは、港湾工事に使用する「海上クレーン」の設計、製造、販売、アフターサービスまでをオーダーメイドで全て担う会社。
なんと国内の海上クレーンの70%は同社が製造しているとのこと!
今回は、入社7年目の工務課・山下さん(写真左)と管理課・小川さん(写真右)にお話を聞きました。
ーー入社のきっかけは?
小川さん:私は三重県出身で、島根県の大学に進学していました。
在学中は地方での就職を考えていて、交際していた彼女(後に結婚)が高知県に住んでいたので、高知県で就職先を探してみたらSKKに出会ったという感じです。
元々、鉄道も好きだったので、鉄のかたまりつながりで海上クレーンもかっこいいなと思っていました。
山下さん:私は高知県出身です。
神戸の大学に進学したのですが、通勤ラッシュが大変そうだったので、高知には戻ってくるつもりで就活していました。
当初は金融系へ就職し、結婚後も働き方を変えずに働きたいと考えていたんですが、話を聞いてみると働き方は変わるのかなって。
高知県企業だけのイベントでSKKを知り、自分の思い描いた結婚後もバリバリ働く女性の方がいて、ここにしようと思いました。
現在は入社前にイメージしていた通り、子育てをしながらバリバリ働けています。
ーー現在の仕事内容は?
小川さん:総務や経理など社内のバックオフィス業務全般を1年目からやっていて、最近は人事業務にも携わらせてもらっています。
山下さん:製造に必要な部品の発注や外注先に依頼した製作や加工の管理などを行なっています。
SKKの海上クレーンは、全てオーダーメイドで制作するため、技術部(機械設計の担当部署)が作成した図面を見て、
どんなパーツが必要か、そしてそれは内製するのか、外注するのかを私たちの部署で判断します。
もちろん納期があるので、「いつまでに頼まないと間に合わない」みたいな工程の管理にも頭を使います。
ーー入社前とのギャップは?
山下さん:内定前に工場の見学があって、工場で働く先輩社員が職人さんのようでめちゃくちゃ怖くて。
怒っているのかな?と不安になるくらい(笑)
実際に入社してすぐもビクビクしていたんですが、実際は優しくて、分からないことを質問したら何でも教えてくれてびっくりしました。
ーー仕事のやりがいは?
山下さん:やっぱり完成したものを見た時に達成感を感じます!あの部品がこのクレーンになるんだ!みたいな。
小川さん:私も同じですね。
またそれとは別に先日アフターサービス部門において、東南アジアにある会社のクレーンを修理する仕事がありました。
そのクレーンは30年前にSKKで製造したもので、台風でクレーンの主要部分が損傷して使えなくなってしまったので修理してほしいと、改めてSKKに依頼がありました。
SKKのクレーンが長く海外でも稼働していた喜びと、再び復活して活躍することに感動しましたね。
ーー会社のこれからの展望は?
小川さん:ありがたいことに国内シェアはNo1をいただいております。
今後は世界各地への展開を計画しています。
高い技術力やアフターサービス対応力は、SKKが誇れる強みです。
また、海上クレーンの運転士さんの高齢化も課題なので、若い方からベテランの方まで、みんなにとって操作しやすいクレーンづくりに取り組んでいきます。
今ある技術力はさらに向上させつつも、さらに魅力あるSKKのクレーンを製造していきたいと思っています。
ーーこれから入社される人に何かメッセージを
山下さん:自分も経験したので分かりますが、Uターン就職は移動や金銭面で結構エネルギーがかかるので、大変だと思います。
でも自分の人生なので、仕事先を考えるだけでなく、プライベートでどんな生き方をしていきたいのか考えることも大切です。
小川さん:SKKはいい会社です!
学生さんの1回しかない新卒採用で、弊社を選んでいただき「SKKに入ってよかった」と言ってもらえるよう頑張りますので、
説明会等で皆さんのお目にかかれることを楽しみにしております。
会社名:株式会社SKK
事業内容:海上クレーンおよび港湾工事機械の設計・製造・販売・修理
会社HP:https://www.skk-crane.co.jp/ja/
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