お知らせ

高知の紙屋が、世界を変える！

廣瀬製紙株式会社は、高知県土佐市に拠点を構える、機能紙を生産している会社です。
創業者が、マスクや包装紙などにも使用されている不織布の開発に日本で最初に成功し会社を設立。
現在は海外市場からも高く評価され、経済産業省の「グローバルニッチトップ企業100選」に選定されています。

ー改めて事業内容をお伺いしてもよろしいですか？

中西さん： 湿式不織布のパイオニアとして機能紙の生産を行っています。不織布とは合成繊維をシート状にしたもので、マスクや包装紙など身近なものです。湿式不織布といってもどんなものなのかイメージが湧かないと思いますが、カステラにのせるシートだったり マスクのフィルター、スマホに搭載している電磁波を防ぐシートなどを生産しています。
取引先は高知以外のお客様が多く、今は海外売上比率70％です。 また、既存事業だけではなく会社として新領域にも挑戦したいと考えています！

ー中西さんが入社したきっかけはなんですか？

中西さん：僕自身Uターンで高知へ戻って来たんですが、県外の大学卒業後、高知の別の企業に就職しました。５年間高知で勤務したのち、東京に異動し2年間営業をしていました。 仕事も上手くいっていたし、業務内容も満足していましたが、自分自身が成長できているかどうかが分からなくなって。。。
上位のレイヤーに入る道もあったんですが、ポジションが変わっても同じことを繰り返すのではないかと漠然と不安を感じていたところ、コロナが流行りだして。仕事のスタイルが変わり、考える時間が増え、転職する事を決意しました。そんな時に廣瀬製紙のことを口コミで知りました。
ちょうどHPをリニューアルしているタイミングで、今では当たり前になってますが、 オンライン面接などにも対応していることや社会の変化に対応している姿勢に魅力を感じ、就社という気持ちで入社を決めました。

ー中西さんもUターンで高知県へ戻られたんですね。入社前とのギャップはありますか？

中西さん：ギャップはないですが、一つ言えるとしたら、製紙業界の基礎知識を持っていてもミスフィットする場合があって、自分自身も１～２ヵ月の入社研修を受けました。

ー実際に、どんな業務をしていますか？

中西さん：今は経営管理グループに所属をしていて人事の業務をしています。
経営管理グループは経理・人事・原価管理などの業務を行っているグループで、ローテーションで業務を担当しています。
今回初めて人事業務に携わったため、自身でも人事業務の事を勉強して新卒採用・中途採用などたくさんの取り組みをしています。LINEを使用して学生を集めたり、セミナーや講演をして毎月応募が来るようになりました。
廣瀬製紙では新しい事をやっていこうと取り組んでいるので、都会の大企業と同じようにハイキャリア人材や海外人材の採用に力を入れており、 最近だとドイツに販売会社を新設し、実際にドイツの大学に通われていた方を採用して、今は同じ高知のオフィスで働いています。

ー海外人材だったり、都会と同じような形で採用に力を入れているんですね。
　ちなみに、ドイツの新卒で入社された方は休日どうやって過ごしていますか？

中西さん：従業員の家族も連れて、釣りに行ったり野球を見に行ったりしています。他にも高知は自然が多くキャンプをする社員が多いので、みんなでキャンプに行ったりもしますね。テントは各々バラバラで、ごはんは一緒に食べたりもしますが、基本的に皆さん自由に時間を過ごしています。 バラエティ豊かな仲間がいて、ずっと高知に住んでいる方だったり、UIターンの方や外国人の方もいます。

ー廣瀬製紙ってどんな社風ですか？

中西さん：一言で言えば「チャレンジ」です！！ 前段でも話しましたが、既存事業だけでなく会社として新しい事に挑戦していき続けたいと考えています。

ー今後の展望は？

中西さん：高知から海外にも積極的に視野を広げ、昔からある和紙の技術を活かして、売上の倍増や従業員数の増加を目指しています。 また、ジョブ型採用だったり県外の顧客開拓なども視野に入れています。この10年で売り上げは倍に、人数も1.6倍になりました。 実際にジョブ型採用で東京で採用した人もいますし、前述の通り海外人材での採用も進めていますので、より多くの考えを共にできる優秀な方と働きたいですね！

ー本日はありがとうございました。

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会社名：廣瀬製紙株式会社
事業内容：機能性繊維による工業を中心とした産業用（湿式）不織布の製造、加工並びに販売
会社HP：https://www.hirose-paper-mfg.co.jp/