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【Vol.11】現役大学生が行く!高知県企業インタビュー「株式会社 m.e.works」

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現役大学生の目線で魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく企画「現役大学生が行く! 高知県企業インタビュー」!

今回は、立体サイン・キャラクターや店舗外装など様々な立体造形を手掛ける「株式会社m.e.works」の代表取締役 澤田さんと、執行役員で現役造形作家の穂﨑さん(左)にお話しを伺いました。

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●お仕事の内容を教えてください

弊社はお客様が要望するオリジナルの立体造形物の制作を行っています。

お客様のご要望によって発泡スチロールやウレタン、木材、FRP(繊維強化プラスチック)、時にはセメントなど、様々な素材を使い分けながら造り上げる「受注生産」を主な体制としています。

お客様が要望する商品は毎回特注生産なので、同じ商品を継続的に制作するということはなく、その都度素材、製作方法、設置環境などを考慮し仕様を決めています。

そのため、制作するものは毎回初めてのものばかりなので、とてもやりがいのある仕事だと思います。

完成までは大きさやデザインにより様々ですが、1週間から長くて1年半ほどかかることもあります。

大きいものは組み立てと仕上げを行うために現地へ長期出張することもあります。

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また、造形はどの分野・業種にでも参入することができる仕事だと思っています。

あまり知られていないかもしれませんが、私たちの技術はオブジェや看板など人の目を惹くものだけでなく、動物園に設置されている造木や造岩、店舗の内外装など、色々な場所で皆さんと関わっています。

それゆえ、全国の多種多様な企業の方からご依頼をいただくことも多く、これからも広がりを見せる業種と言えるでしょう。

今度行われる予定のオリパラや大阪万博などでも活躍できるのではないかと考えています。

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●社内の雰囲気ややりがいはどう感じますか?

現在の従業員数が12名、且つ高知県出身者も多く、気の合う仲間と共に仕事ができているので、とても雰囲気の良い会社だと感じています。

有給も取りやすく女性も多いです。

そして当然かもしれませんが、物作りが好きな人が多い。

県内からの依頼はさほど多くはないですが、県外や都心の大型案件も高知に居ながら携わることができるため、地元で物作りの仕事をしてみたい人にはピッタリです!

また、始まりから終わりまで一貫して1つの仕事に携わるので、徐々に形になっていくのを最前線で見ることができるのは物作りが好きな方にとって、とてもやりがいを感じられる仕事だと思います。

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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか?

やはり、物作りに興味のある人ですね。

そしてその興味を知識として蓄えていける人に来てもらいたいです。

仕事の第一段階として、お客様の求めているイメージを汲み取り、設計方針や素材、事業全体の計画の策定がありますが、それらは全て営業担当が行います。

なので、営業担当でも物作りへの興味がなくてはなりません。

例えば、「「岩」を作って欲しい。」と言われても川にある「岩」なのか、海にある「岩」なのかだけで質感や形などが変わってきます。

お客様が持っているイメージに近づける為に図書館で調べたり、時には本物の「岩」を見に海や川に行くこともあります。

そこで得た知識を活用し仕事に繋げていくのです。

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受注までが営業の仕事じゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、受注段階からお客様の作りたいイメージを汲み取ることで、完成度の高いものをつくることができると思っています。

最初はなかなか難しいところもありますが、そういった事にもチャレンジできる方と一緒に働きたいと考えています。

また、3Dデータの作成や新しいソリューションに対応できる方なども積極的に採用しています。

先述しましたが、弊社の造形を必要としてくれているお客様は多岐渡りご要望も様々なので、文系の方でも理系の方、建築系の方など、色々な分野の方を積極的に採用しています。

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●今後の展望を教えてください

現在の会社規模は決して大きくはありませんが、ニッチ産業として現在の規模を維持する事はもちろん、全国から依頼される様々なご要望に対して、さらに臨機応変に対応できるよう今まで以上にレベルアップを図っていきます。

そして、お客様に信頼して頂ける企業として成長していきたいと思っております。

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個の技術は少しずつレベルアップしているので、その技術をさらに進化させ、新しいビジネスにもチャレンジしていきたい。

例えば、現在の受注生産という受け身の体制から、発信型へ転換していくことも考えています。

依頼されたものを造り上げることも十分面白いですが、社員一人一人が自分の作品を創り、発信することができれば新たなやりがいや面白さ、ビジネスチャンスが発見できると思っています。

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●学生へのアドバイスやメッセージがあればお願いします!

とにかく積極的に遊んでください!(笑) 

遊びの中で色々な世界を見て、どんどん経験値を増やしていくことをおすすめします。

時間があるのは学生の特権ですので、それを最大限有効活用してください。

遊ぶことでも世の中を知ることは出来ますし、コミュニケーション力も身につくと思います。

学生のうちにどんどん記憶に残るような遊びをして、広い視野と情報収集力、そしてバイタリティ溢れる人に育ってくださいね。

弊社に興味のある方の見学や、物作りを体験できるインターンシップへの参加もお待ちしています!

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◆今回お話しを伺った「株式会社 m.e.works」の企業情報はこちら◆

株式会社m.e.works

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<インタビュー学生/立野 雄二郎>

1998年生まれ。北海道出身。

「笑顔の先に道は開ける!」をモットーに、日々笑顔で様々な活動にチャレンジしている現役大学生。

「実は自分たちが日ごろから目にしているものは、『m.e.works』さんが造ったものかもしれません。1から考えたものが形となって表れる、とてもやりがいのある仕事だと思いました。インタビューを通して今後さらなる躍進を確信しました!」

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