【Vol.18】現役大学生が行く!高知県企業インタビュー「株式会社 高知銀行」
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現役大学生の目線で、魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく新企画「現役大学生が行く! 高知県企業インタビュー」!
今回は、高知県の地方銀行「高知銀行」を取材。
金融を通じた地域の価値向上をモットーとする同社からは、新入行員の岡林さん(左)、日林さん(右)、また人事部の岡田さん、西岡さんが、インタビューに答えてくれました!
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●お仕事の内容を教えてください
私たちの仕事は、いわゆる「金融業」です。
一般のお客様に対しては、お振込などの入出金にともなう窓口業務やお口座管理をはじめ、企業や個人のお客さまに対しても、ご融資や資産運用などのご相談に対応させていただき、様々なご提案を行わせていただいております。
各支店の業務も様々ですが、例えば、お客様がお金を口座からお引き出しするために必要な資金の予測や、それにあわせて現金を準備する、といった管理業務などもありますよ。
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新入行員の仕事としては、書類の作成や管理などが主になりますが、勤務年数が長くなるにつれて、企業や個人のお客さまにお伺いする営業の仕事に進むこともあります。
もちろんその他にも、いろいろな業務を経験することができます。
ひとつひとつの業務に大きな責任があります。
大変ですけれど、年の近い先輩方に業務内容を丁寧に教えてもらえるので、心配ありませんよ。
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●「自分が成長している」と感じられたところはどこですか?
就職した時と比べて、自分が積極的になったように思います。
それに、責任感も持てるようになりましたね。
銀行の窓口業務だけでも、取り扱う書類の量がとても多くて、頻繁に使うものだけでも10種類以上あります。
お客さまは「銀行員は当然知っている」という前提で窓口にいらっしゃいますし、取り扱うのは大事なお金そのもの。
だからこそ大きな責任があり、積極的に仕事に必要な知識を身につける必要があるのです。
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自然と、「仕事に向き合う積極性」が身についていく。
自分自身が成長していくのを感じることができる。
これが、自分の自信、やりがいになっていきます。
また、窓口で対面してお客さまの対応をしたり、お電話でもお話をしたりすることがあるので、対話力も身についたと思います。
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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか?
私たちが採用の際に、学生に求めているものは、「コミュニケーション能力」ですね。
私たちは、お客さまとの「face to face」を大事にしています。
新型コロナウイルスの影響によって、今後は形が変わっていくことも想定していますが、銀行業務では、窓口業務や企業様へのご融資など、お客さまと会話することが基本だからです。
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お客さまによっては毎日お見えになられる方もいます。
笑顔だったり、人間として魅力を感じられたり、なによりお客さまと自然に会話をすることができるかどうか。
採用試験では、こういった総合的なコミュニケーション能力の有無をみています。
面接する側としても、あまり硬い雰囲気にならないようにしていますよ。
もちろん、マナーも大事。
そして、私たちと会話をしていても、「しっかりとした受け答えができるかどうか」が大事です。
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●今後の展望を教えてください
自分のキャリアプランとしては、「新入行員として、まずは色々なことを学んでいきたい」ということですね。
そのため、日商簿記1級や中小企業診断士、宅地建物取引士の資格を取得したいと考えています。
こういった資格の取得費用は会社がサポートしてくれるので、みんなに応援してもらいながら、安心して勉強できます。
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また、高知銀行には県外にも支店があるので、県外に出て経験を重ねたいとも考えています。
生命保険など、取り扱う商品も非常に多岐にわたっているため、今後も着実に知識を身につけていきたいです。
ひとつずつ積み重ねて、自分もまた先輩たちのように、「後輩に教えられる存在」になりたいと思っています。
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●学生へのアドバイスやメッセージがあればお願いします!
大学生活の自由な時間があるうちに、いろいろな経験をしてほしいと思います。
勉強でも遊びでも、なんでも経験をしてみることで、何かに挑戦する姿勢が身についていくからです。
挑戦する姿勢は働く上で活かされていきます。
やってみなければ、自分にそれが空気感として合っているかどうか、本当に好きなものかどうかも、わかりませんよね。
大学生活は社会人生活と比べてたくさん時間があると思います。
社会人になると時間がなくなってしまうものなので、早め早めに行動して、就職活動でもインターンシップなどに参加するなど、たくさんのことを経験してほしいですね。
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◆今回お話しを伺った「株式会社 高知銀行」の企業情報はこちら◆
株式会社 高知銀行
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<インタビュー学生/森本 康弘>
2000年生まれ。高知県出身。
東日本大震災をきっかけに「災害から故郷を守る」という目標を掲げ、日々勉強と未来のキャリア設計に励む現役大学生。
「たくさんの銀行員さんからお話を聴けるという滅多にない機会をいただけて、学生のために、という思いもとても伝わってきました。金融業という責任感の伴う仕事の現場を知ることができ、身が引き締まるのと同時に、金融業の魅力も垣間見たように感じました!」
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