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【Vol.23】現役大学生が行く!高知県企業インタビュー「株式会社 ローソン高知」

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現役大学生の目線で、魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく新企画「現役大学生が行く! 高知県企業インタビュー」!

高知県独自のブランド「える厨房」でお馴染みの「株式会社 ローソン高知」。

意外と知られていないコンビニのお仕事について代表取締役の中村社長(右)と経営管理部で採用を担当されている蒲原さん(左)にお話を伺いました!

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●お仕事の内容を教えてください

「コンビニのお仕事」と聞くと、レジ接客や品出しなどを想像されると思いますが、スーパーバイザーと呼ばれるお店の総合コンサルティングや、オリジナル商品を生み出す商品開発など業務は多岐に渡ります。

スーパーバイザーは1人で8〜9店舗のコンサルティングを行なっており、現在、弊社には20名が在籍をしています。

もちろん現場経験として、弊社の直営店のお店の運営にも携わっていただく時期もありますが、新卒採用ではスーパーバイザー候補生の採用に力を入れています。

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また、全国にある店舗のほとんどは「株式会社ローソン」のフランチャイズとしてチェーン展開されているのに対し、高知県内の139店舗(2021年1月時点)では、弊社「ローソン高知」が運営を行なっています。

弊社のようにエリア会社として運営をしている地域は全国的にも少なく、我々「ローソン高知」と「ローソン南九州」、「ローソン沖縄」の3社のみです。

地域に密着し、小回りが効く体制を整える事で、現代に欠かすことのできない生活インフラの一部となったコンビニを、地域に最適化させていく事を目的に、全国に先駆けた事業を展開しています。

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●他のコンビニとの差別化で大事にしていることは何ですか?

お弁当や「ばくだんおにぎり」など、独自のブランド商品を店内調理で提供しているのはローソン高知ならではと言えるでしょう。

他社のコンビニチェーンとは違い、高知エリアに特化した運営ですので、フットワークも軽くオリジナル商品やサービスの企画開発が活発です。

お正月時期には数の子が入った「ばくだんおにぎり」も販売しました。

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「ばくだんおにぎり」にいたっては、高知からの発信により、現在では四国内にも展開されています。

コンビニでお弁当を温めてくれるサービスはありますが、最初から温かいお弁当は売られていない。

手に取った商品が温かいと嬉しいですよね。

独自のブランドである「える厨房」では、お客様に少しでも喜んでいただけるよう社員から現場の調理スタッフまで、一丸となって商品をお届けしています。

ちなみに、TSUTAYAの返却ボックスを高知県全てのローソン店内配置しているのも弊社の独自サービスですよ。

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また、従業員へのサポートにも注力しており、県西部などを担当しているスタッフへの住宅支援をはじめ、業務上で携帯電話・パソコンが必要な社員に対して貸与など、働きやすさの追求を行なっています。

働く環境を整えるということは従業員の「やりがい」に良い影響を与え、質の高いサービスを地域の皆様に還元できると考えています。

弊社の理念である「”みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」という思いを実現するためにも、地域に密着した商品・サービスの開発と従業員の働きやすさを両軸で進めていけるのも弊社の強みですね。

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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか?

仕事に必要な資格や知識などは入社してから学んでいただくので、特に学生のうちから身につけておく必要はありませんが、コミュニケーションの力はあった方がいいですね。

特にスーパーバイザーは店舗のコンサルタントとして、店舗運営を総合的により良くする仕事です。

しかし、それは店舗のオーナーさんと協力し合わなければ成立しません。

年齢や仕事の経験値などを越えて同じ視点で、同じ目標に向かって連携していただくためにも、信頼関係を高めるコミュニケーション能力は重要です。

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どんな仕事にも通ずる事かもしれませんが、「考える力」も大切だと思います。

それは、社会で起きている事に対して「興味」や「何故?」という気持ちを持って、物事を俯瞰で考察できるということ。

そして、「自分だったら」に置き換えて想像できること。

そういった姿勢を感じられる方と一緒に働きたいですね。

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●今後の展望を教えてください

店内調理である「える厨房」商品の提供店を拡大することです。

現在は県内139店舗中(2021年1月時点)、約80店舗で提供をしていますが、3年程度をかけて100店舗まで増やす計画を推進しています。

もちろん店舗数の拡大も大事ですが、まずは今ある店舗やオリジナル商品のサービス・品質を向上させ、地域の皆様により愛される「ローソン」にしていきたいです。

高知のお弁当と言えば「える厨房」となるよう、我々「ローソン高知」そしてオーナーさんや店舗スタッフの皆さんとしっかり協力して取り組んでいきたいと考えています。

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●学生へのアドバイスやメッセージがあればお願いします!

社会経験としてアルバイトはした方がいいかもれませんね。

働く事で得られる知識は多分にありますし、業種・業界を知るという意味でも良い経験になると思います。

また、学生のうちに社会に触れる事で、自然と社会人としての「覚悟」のようなものも身に付くでしょう。

アルバイトといえど立派な仕事ですので、責任を伴う場面もあるはずです。

学生時代に培った「責任」、そして「覚悟」は 経験として未来の自分に良い影響をきっと与えてくれますよ。

「お金を稼ぐ手段」という意味合いだけではなく、主体性をもって楽しんで取り組んでほしいですね。

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世の中の多くの仕事は信頼関係によって成り立っていて、「ローソン高知」も例に漏れず、加盟店のオーナーさんや取引先との連携で事業ができています。

コミュニケーション能力やそれに必要な謙虚な姿勢、主体性などは企業に入る時に必要なものではなく、組織の中に入ってこそ光るものですので、学生の時から磨いていてほしいと思います。

是非、若い方に弊社へ来ていただき、若者ならではの視点・アイデアを取り入れた、自由度の高い「新しいローソン高知」を作っていきたいと思います。

インターンシップの受け入れも行なっているので、興味のある学生さんは是非一度お越しください!*

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◆今回お話しを伺った「株式会社ローソン高知」の企業情報はこちら◆

株式会社ローソン高知

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<インタビュー学生/土谷 遥奈>

2001年生まれ。大分県出身。高知工科大学1回生。

学生団体CUBEや工科大商品開発部にて日々活躍中。

「日常的に使っているコンビニには、『スーパーバイザー』のお仕事など、まだまだ知らない事がたくさんあると感じました。店舗ごとに寄り添ったフィードバックという面でも、信頼関係無しには成立しない重要な仕事だと思います。取材させていただくまでは想像できなかった仕事内容ばかりだったので、貴重な経験になりました。ありがとうございました!」

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