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【Vol.1】就活に関するリアルな声をお届け!現役学生インタビュー「稲葉 涼太さん(19)」

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現役大学生の目線で魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく企画「現役大学生が行く! 高知県企業インタビュー」!

そのインタビュアーとして活躍している学生であり、就活生でもある、1年生 稲葉 涼太さんに自身の就活に関するお話をうかがいました!

これから高知県で就活に望む大学生なら、ぜひとも知っておきたい、内容盛りだくさんのインタビューをお届けします♪

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●高知県に対する印象(仕事面、生活面など)を教えてください。

僕がよく実感するのは、「高知家」と言うだけあって、高知県の企業はひとつにまとまっている、おたがいに支え合っている、ということですね。

知り合いの知り合いをたどれば、誰もが何らかの形で繋がっています。

だから、「高知県には地域のコミュニティがしっかりと形成されているんだなあ」と思います。

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生活面について思うことは、「高知県は自然がとても豊かだ」ということです。

高知県内のいろいろなところに出かけてみれば、そこかしこに自然が溢れていることが実感できます。

僕は愛媛県の出身で、大学進学時、周囲に「大学で高知に行くんだよ」と話したら、「田舎に行くんだね」、「何もないんじゃないの?」などと言われたものです。

でも、実際に高知で1年間過ごしてみたら、「まったくそうじゃない!」ということがわかってきました。自然、遊び、食など、高知は様々な面でとても充実しています。

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今では、「高知県ってつまらないんじゃない?」と誰かに訊かれても、胸を張って、「ぜんぜん! 高知はむっちゃ楽しいよ!」と言えますね。

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●将来はどういった業界に進みたいですか?また、高知県内での就職については、どのように考えていますか?

僕のモットーは、「社会を変える人材になりたい」ということです。

抽象的な言葉になるかもしれませんが、「社会を変えて、人を幸せにできる仕事に取り組みたい」と思っています。

僕は高校時代、委員会活動に取り組んでいました。

その活動を通して、「校則をより良いものに変える」など、学校のなかでもあっても「何かを変える」という経験ができたんです。

その経験が、現在でも自分の軸になっていて、この先、社会人として働いていくうえでも、「社会を変えて、人を幸せにしたい」という価値観を大事にしていきたいと考えています。

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この先、高齢化をはじめ、日本の社会には様々な課題があると思います。

そういった課題を解決する能力は、もちろん、まだまだ今の自分にはないですけれど、でも、システムに関わる部分で貢献することが大事なのかな、と考えることがあります。

具体的には、やっぱり行政に関わる仕事になってくるのかな、と思いますね。

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高知県内での就職について思うことは、この1年間、高知県に住み、いろいろな人にお世話になったことで、「人間として高知県に何か恩返しがしたいな」ということです。

進学前は、「地元である松山に帰ってきて、地元で働こう!」と思っていました。

両親も住んでいますし、地元に思い入れがあるからです。

だから、もし地元に帰るとしても、高知県に恩返しをする仕事に関われたらな、と思っています。

もちろん、高知県で働く、という選択肢もあると思っています。

特に、高知県の企業の方々は、大学生にたくさんの学びの場を提供してくれているので、そこに参加することを通じて、「高知県で働こう!」と決めた友人もたくさんいますね。

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●コロナ禍における就活について、不安はありますか?また、コロナ禍だからこそやっている事があれば教えてください。

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コロナ禍で大学1年生である僕が不安に思うのは、「将来、自分が働きたいと希望する枠が狭まってしまうかもしれない」ということです。

数年後、自分が本格的に就職活動をするときまで、コロナ禍の影響が続いているのではないか、と不安ですね。

また、就活の進め方に変化があることも不安材料です。

例えば、オンライン就活も情報戦のようになってきており、説明会やインターンシップなど、たくさんの情報が溢れています。

そんな情報の波に、自分がどこまでついていけるのか、不安を感じるときもありますね。

たくさん情報が溢れているからこそ、「人と人との情を大事にする」、「対面を大事にする」ということも、いまだからこそ意識しています。

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就活の話ではないのですが、そんなコロナ禍だからこそチャレンジしたこともあります。

「コロナ禍で大学生のアルバイト数が減っている」という事態を受けて、昨年から、アルバイトに入れない学生と人手不足で困っている農家さんをマッチングする取り組みを、友人と一緒に始めました。

大学生と農家さん、それぞれの希望時や条件をマッチングして、いろいろな農家さんに声をかけてもらったり、大学生も延べ数で40人くらいはアルバイト先を紹介できましたね。

また個人としても、コロナ禍だからこそ、検温や消毒など、人手が必要になっているスポーツイベントなどの現場に、ボランティアとして参加することを始めました。

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●今後、どのような人材になっていきたいと考えていますか?

やはり、「社会を変えることで、人を幸せにできる人材になりたい」と思いますね。

この目標に向けて、大学生活を有効に使いながら、いろいろな経験を積んでいきたいです。

大学1年生の1年間だけでも、スポーツイベントのボランティア、大学生と農家さんのマッチング活動、キャンピングカーで高知県一周、それに、企業にインタビューを行わせてもらうなど、数え切れないほどの経験をすることができました。

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この経験は、将来、何かしらひとつの分野に特化する仕事に就いたときでも、活かすことができると思っています。

「社会を変えることで、人を幸せにできる人材」になるために、これからも、いろいろな経験を積んでいきたいです。

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<インタビュー学生/稲葉 涼太>

2001年生まれ。愛媛県出身。

少子高齢化をはじめとする地域の社会問題を解決できる人材になりたいという目標に向けて日々様々なチャレンジを重ねる大学一年生。

「将来は、行政など社会のシステムに関わる仕事に就きたい、と思っています。大学生活の時間を、これからも、いろいろな経験を積む時間にしていきたいです!」

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