【Vol.2】就活に関するリアルな声をお届け!現役学生インタビュー「森本 康弘さん(20)」
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現役大学生の目線で魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく企画「現役大学生が行く! 高知県企業インタビュー」!
そのインタビュアーとして活躍している学生であり、就活生でもある、高知大学2年生の森本康弘さんに自身の就活に関するお話をうかがいました!
これから高知県で就活に望む大学生なら、ぜひとも知っておきたい、内容盛りだくさんのインタビューをお届けします♪
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●高知県に対する印象(仕事面、生活面など)を教えてください。
僕は高知県出身です。
生まれ育った土地ですが、高知県にはとても魅力を感じています。
高知市内にも遊びに行けるところがたくさんありますし、自然もたくさんありますよね。だから、生活面についても、「過ごしやすい地域だ」と実感しています。
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昨年は、高知県内の様々な企業をインタビューさせてもらうことができました。
その活動のなかで感じたことですが、高知県は仕事面でも「人との繋がりを大切にするところがある」、「あたたかい人柄の人たちが多い」と思います。
これは高知県の県民性だと思いますね。
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●将来はどういった業界に進みたいですか?また、高知県内での就職については、どのように考えていますか?
僕は現在、公務員を志望しています。
その大きな理由は、「高知のために働きたい」という思いを、小学生の頃から抱いてきたことにあります。
2011年に東日本大震災があった当時、僕は小学生でしたが、子供ながら「防災を学ばなければ」と強く思いました。
高知県は今後、南海トラフ地震など、大きな地震が起こる地域。だからこそ、高知県をあらゆる方面から守れる仕事とは何か考えた結果、県庁や市役所の仕事を志すことにしました。
「異動が多い分、学びも多いのでは」と思えることも、魅力のひとつです。
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高知県内で就職することは、とても魅力的だと思います。
「高知のために働きたい」と考えていますが、「高知県内の企業はすべて、高知県のためになる仕事をしている」と思いますね。
実際にたくさんの県内企業をインタビューさせてもらって、県内企業で働いているたくさんの方々から「高知愛」を感じました。
この先、「自分もまた、高知県の魅力を高める仕事をしてきたい!」とあらためて刺激を受けたほどです。
だから、どこで働いても高知県のためになる仕事だな、と思っています。
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●コロナ禍における就活について、不安はありますか?また、コロナ禍だからこそやっている事があれば教えてください。
一番不安なのは、「このコロナ禍はいつまで続くのだろう?」ということです。
県外に行くことも控えているため、県外で開催されているインターンなども参加しづらいです。
「この先も、コロナはなくならない」と考えたら、公務員として働きはじめると、「自分もコロナ対応の仕事をすることになるのかな」と思うこともあります。
早くおさまってほしいですね。
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コロナ禍だからこそ、業界研究をするにも、コロナによって受けている影響はもちろん、業界ごとに「どのような動向をたどっているのか」、「どのような対応をしているのか」などについても調べるようにしています。
また、オンライン就活も増えているため、コロナ禍の就活だからこそ、オンラインコミュニケーションのスキルを勉強しています。
「ZOOM」や「Microsoft Teams」といったアプリも勉強中で、便利な機能などを使いこなせるようになりたいです。
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くわえて、「コロナ禍だからこそ」とよく思うのは、あらためて「芯がぶれないようにすること」。
将来、コロナ禍以上に大きな震災が起こるかもしれない、と考えると、「コロナにまけない」という気持ちは、「この先の災害にもまけない」ということになると思います。
だから、コロナ禍でも変わらず、公務員勉強もしっかり行っています。
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●今後、どのような人材になっていきたいと考えていますか?
「どんな分野についても、人から頼られる人材になりたい」と思っています。
頼られることが好きな性格ということもありますが、「現在、自分は与えられている立場にいる」ということを思うと、今後は、自分が与える側になりたいな、と考えるからです。
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例えば、将来的にリモートワークも増えていくと思いますが、それにともなって、働く上でトラブルも起きるかもしれません。
だからこそ、リモートワークの知識を積極的に勉強して備えておくことで、一緒に働く人の「困った」にもフォローしてあげられたらいいな、と思っています。
もちろん、自分が公務員を志す理由になった防災分野についても、頼られる存在になりたいです。
「防災士」などの資格の勉強もしていきたいですね。
知識をしっかりと身につけて、人に頼られる存在になりたい、そのために、たくさん勉強をしてきたいと思っています。
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<インタビュー学生/森本 康弘>
2000年生まれ。高知県出身。
東日本大震災をきっかけに「災害から故郷を守る」という目標を掲げ、日々勉強と未来のキャリア設計に励む現役大学生。
「コロナ禍だからこそ、自分の芯がぶれてしまわないように、変わらず頑張っていくことが大事だと思っています! 将来、防災の分野でも大事になる「災害に負けない」という気持ちが、いま試されているように感じています。」
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