【Vol.40】現役大学生が行く!高知県企業インタビュー「株式会社 ミロクテクノウッド」
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現役大学生の目線で魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく企画「現役大学生が行く! 高知県企業インタビュー」!
今回は、高級木材を使用し、高級車向けの内装部品を製造する「株式会社ミロクテクノウッド」にお伺いし、代表取締役社長の片山さん(右)、生産部の大井さん(右から2番目)、生産管理部の西岡さん(左から2番目)、開発部の渡邉さん(左)にお話を伺いました!
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●お仕事の内容を教えてください
片山さん:高級木材を使用し、高級車向け内装部品を生産するため、猟銃製造のミロクグループと自動車部品製造の東海理化グループの合弁会社としてミロクテクノウッドは生まれました。
弊社の持つ加工技術や、高品質かつ生産効率を生かした独自の工業製品を、トヨタの高級車へ提供しています。
さらに、高知県産の孟宗竹を材料にして、竹ハンドルの開発に成功するなど、常にお客様へ新しいサービスを提供できるよう取り組んでいます。
近年では、木製ノベルティをはじめとする様々な商品開発も行っていますよ!
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西岡さん:生産管理課に所属しており、新製品の立ち上げの進捗を確認したり、社内で生産していく上でいかにコストを抑えるかなど生産の管理を行っています。
渡邊さん:開発部で新製品の提案からはじまり、提案する上で、新製品の品質基準・安全基準が考慮されているかどうかの調査・研究を行っています。
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大井さん:生産部で製品の製造を手がけており、同じ形の木材は一つとしてないので、材料の特性を理解し、品質の維持に努めています。
片山さん:社長として従業員が安心して、力いっぱい頑張れる環境づくりであったり、ニーズや製品を売るためのルート調査といった営業活動を行っています。
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●お仕事のやりがいを教えてください
渡邊さん:新製品の開発途中に、トライアンドエラーを積み重ね、製品がより良いものへと進捗が出た時にやりがいを感じますね。
西岡さん:生産管理課は、関連部署とのコミュニケーションをとることが多く、社内をとりまとめることにすごくやりがいを感じます。
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大井さん:与えられた仕事に加え、これをやれば良くなるのではないかということに挑戦し、無駄を無くすことができた時に達成感を感じます。
片山さん:弊社ではLEXUSのハンドルを作っているので、LEXUSが町を走っている時に達成感がありますね。トヨタ自動車の専務や常務など普段お話しできないような方々と直接話せるのも、当社ならでは魅力だと思います。
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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか?
片山さん:人の役に立つことを理解しており、その責任を果たせる人ですね。会社では、他の人と分業して仕事を行うため、新入社員であれば先輩社員の役に立てれば力がついていくし、任される仕事も増えていきます。
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●今後の展望を教えてください
片山さん:会社としては、大きく業界が変わる中で、どういった製品であればお客様へ受け入れられるかを常に考え、新しい事業にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
西岡さん:生産管理課の業務を1人で回せるようになったうえで、自分から積極的に社内のとりまとめ役という立場に立てるよう成長したいです。
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渡邊さん:去年の10月から担当している仕事の成果をしっかりと出したいです。そして、最終的には自分が立案した商品を世の中に出したいと思っています。
大井さん:現場で生産していくうえで、廃棄のロスを減らし、生産性を上げていくことを追求していきたいです。
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●学生へアドバイスやメッセージがあればお願いします!
西岡さん:企業説明会に行くのも大事ですが、インターンシップなどのより近い環境で、興味をもった会社について調べると参考になると思います。
渡邊さん:自分が得意としていることをどう生かせるのかという妄想を、楽しみながらたくさんして欲しいです。将来、自分のやりたいことを考え抜いた上で面接に臨むと、自然に質問に答えられると思いますよ。
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大井さん:興味のある企業を調べ、自分が何をやりたいのかを仕事にしようとすれば良い就職活動に繋がると思います。
片山さん:会社研究をする時、会社の歴史を見ることがおすすめです。歴史を見ることで、自分がこの会社に入った後の10年後、20年後をイメージできます。また、会社の雰囲気が自分に合うかどうかを、会社の人と直接会い、話してみることも大切ですね。
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◆今回お話を伺った「株式会社ミロクテクノウッド」の企業情報はこちら◆
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<インタビュー学生/濱名航平くん>
今回は、同じ会社のそれぞれが違う業務の方にお話を聞かせていただき、とても貴重な経験ができました。その中で、最も印象に残っているのは、会社を調べるときにその会社の歴史を調べるということです。大学では、就職活動をするうえで会社の売上や業績を見た方がよいと言われますが、それはその時点の瞬間的なデータでしかなく、自分が会社に入った後のことはわからず、会社の歴史を見ることで、自分がこの会社に入ったあとの10年後や20年後をイメージすることができます。会社に入った後のことを考えることの重要性を学びました。
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