お知らせ

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現役大学生の目線で魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく企画「現役大学生が行く！ 高知県企業インタビュー」！

今回は、石灰を素材に、農業・食品・医療・自動車など幅広い分野で使われる製品を製造販売している「井上石灰工業株式会社」にお伺いをさせていただき、管理本部の石井さん（右）、営業本部の嘉陽田さん（左から2番目）、石川さん（左）に、お話を伺いました！

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●お仕事の内容を教えてください

嘉陽田さん：「井上石灰工業株式会社」の主な事業は、社名にもある通り、「石灰を」ベースとした開発製品の製造・販売です。

実は石灰は様々なシーンで使われており、例えば、産業分野では自動車の窓枠のゴムの素材になったり、農業分野では有機栽培にも使用可能な「有機JAS資材」にも登録している、殺菌剤「ICボルドー」は、弊社の主力商品ですね。

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嘉陽田さん：また弊社では、地域に貢献できる事業づくりにも力を入れています。

品種改良を施し、付加価値を高めたトマト「乙女の涙スウィーティア」の栽培や、高知県産のぶどうを使用したワイン製造は、「地域貢献につなげられたら」という考えのもと始められたものです。

石川さん：私は国際事業グループに所属しています。海外に向けた商品の販売や輸出業務を担当しています。自分の担当させていただいている企業様への販売を増やすための方法を社内に提案し承認され、より良い商談につながったりと、弊社では個人の裁量が大きく、日々の業務にとてもやりがいを感じますね。

石井さん：私は管理部門で、人事や労務、経理全般の業務を担当しています。

各部署が気持ちよく仕事を行える環境作りを手掛けています。

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●地域でどのような存在の企業でありたいですか？

嘉陽田さん：「高知の未来を作っていく企業でありたい」と考えています。

すでに述べたように、新品種のトマト「乙女の涙スウィーティア」や「井上ワイナリー」といった事業は、地域貢献を目的のひとつに置いています。

これまでの取り組みにより、話題として取り上げられることが増えてきました。今後も、ビジネスとして、より成長させていきたいと考えています。

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嘉陽田さん：すでに地域にある様々なサービスや商品の付加価値を高めていくことが、これからの地域貢献の鍵になると考えています。

弊社の社長を筆頭に、社員全体が「高知のために！」という思いを強く持っています。

例えば、耕作放棄地を活用することで、後世に残していくため、そしてなにより雇用を生むといったことにも繋げていきたいと考えています。

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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか？

石井さん：ずばり、「素直さ」と「誠実さ」です。

このふたつは、その人の内面から自然と出てくるものです。ですから、ありのままの自分で接しているうちに、言葉や所作として、自然と滲み出てきます。

また、素直・誠実である人は、自ら積極的に学び、行動できる人が多いですね。物事にまっすぐ取り組むことができるため、そういう意味では、大きな可能性を秘めている人だと思います。

「素直さ」と「誠実さ」は、成長の原動力です。弊社では、こういった方が若手の頃から活躍でき、成長できる環境を整えています。

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●今後の展望を教えてください

嘉陽田さん：「井上石灰工業株式会社」は、企業全体の売上を100億円まで伸ばすことを目標として掲げています。

また、現在は海外の売上比率が25%ですが、今後は、海外事業により注力し、海外での売上比率を40%まで高めていきたいと考えています。

「井上石灰工業株式会社」を、「高知の会社として世界的に有名な会社」まで押し上げていきます。

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●学生へアドバイスやメッセージがあればお願いします！

石川さん：就職活動では、できるだけ多くの企業を訪問して、いろいろな人から意見を聞くことをおすすめします。

私自身、実際にたくさんの会社説明会に参加することを心がけていましたし、学校の先輩にも、就活の話を聞くようにしていました。

こういった活動を続けるなかで、自分自身の就活の軸がはっきりしてきますし、最終的に納得して就活を終えることができるようになります。

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嘉陽田さん：入社後のミスマッチを防ぐために、会社説明会では、どんどん質問をするようにしましょう。

企業側としても、就活生がどのようなことを心配しているのか、わからないことがあります。気になることがあったら、なんでも聞くようにしましょう。

石井さん：学生のうちに、人間として成長できることに取り組んでほしいですね。時間の許す限り色々なことに興味を持って取り組んでみてくださいね。

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◆今回お話を伺った「井上石灰工業株式会社」の企業情報はこちら◆

井上石灰工業株式会社

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＜インタビュー学生／久保葵紗さん＞

当初、石灰の会社には、建設のイメージしかありませんでしたが、石灰を通じて多様な分野を手がけており、非常に驚きました。一番印象に残っていることは、社員の方々が仕事にやりがいを感じながらいきいきとしていたことです。仕事を受け身で行うのではなく、楽しみながら積極的に取り組まれていました。しっかりと確保されたプライベートの時間を充実して過ごし、そのことが社員一人一人の元気の活力となり、会社の明るい雰囲気に繋がっていると感じました。石灰だけにとどまらず成長し続ける井上石灰工業さんのこれからが楽しみです。