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【Vol.49】現役大学生が行く!高知県企業インタビュー「株式会社 丸三」

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現役大学生の目線で、魅力たっぷりの高知県企業にインタビューする企画「現役大学生が行く! 高知県企業インタビュー」!

今回は、「食文化の創造」をモットーに、高知県の製パンや製菓、外食産業等の店舗経営を支え続けている「株式会社丸三」にお伺いをさせていただき、総務部の別府さん(右端)、芦田さん(中央右)、パン菓子関連事業部の大西さん(左端)に、お話を伺いました!

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●お仕事の内容を教えてください

芦田さん:弊社「株式会社丸三」は、創業から70年にわたって、高知の食をさまざまな角度から支えている企業です。

例えば、製菓製パン店や飲食店の厨房設計をしたり、食材や包材を販売したり。

弊社はメーカーではなく、メーカーから仕入れた商品をお客様に販売する「卸売業」ですので、非常にたくさんの商品を取り扱っています。

お客様の多種多様なニーズに対応できることが、大きな強みですね。

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大西さん:私は「パン菓子関連事業部」に所属しています。パン屋さんをはじめ、和菓子屋さんや洋菓子店さんが、主なお客様ですね。

営業先では、いま売れているお菓子の情報や、メーカーが開発した新商品の情報などを紹介したり、お客様の課題を聞かせていただき、それを解決できる商品を提案したりしています。

例えば、パン菓子の業界でも、長時間労働などの「働き方の改善」が大きな課題になっていますが、「味や品質は変わらないけれど、より短い時間で調理ができる食材がありますよ」と提案したり。

提案する際は、「お客様の半歩先」を心がけています。勝手に先に行かず、寄り添いながら新しい価値を提供できる存在でありたいです。

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●丸三さんが掲げる「食文化の創造」とは、具体的にどういったことですか?

大西さん:一言で言えば、「食を通じて、世の中の人が楽しめるものを創り出していくこと」だと思っています。

食文化は、地域や時代、流行によっても異なるものですから、決まった答えはありません。

だからこそ、「食を通じて得られる幸せ」を、製菓・製パン業や飲食業のお客様と一緒に創っていきたいです。

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別府さん:「文化」と言うと、なんだか難しく感じられますが、何気ない日常の食生活に小さな幸せを灯すことができれば、それは「食文化の創造」だと思うんです。

例えば、私が営業マンとして働いていた時の話ですが、クリスマスに向けて、ケーキ屋さんにクリスマスケーキの箱を販売させていただいたことがありました。

クリスマス当日、その箱に入れられたケーキがたくさん売れていく様子を、実際にお店を訪れて見させていただきましたが、それぞれの家庭で、クリスマスケーキを囲んで楽しい時間を過ごされる光景が目に浮かぶようで、とても嬉しかったです。

そんなことも、食文化の創造ではないかな、と思っています。

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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか?

芦田さん:弊社は、「自ら考え行動する」、「常に思いやりを発揮する」、「やりがいを追及する」を「三つのこうあるべき」として掲げて、社員みんなで取り組んでいます。

これらに共感して、一緒に頑張っていただける方に、ぜひ入社していただきたいですね。

周囲の人たちに思いやりを発揮しながら、自分がすべきことを考えて、主体的に行動する。

この一連の努力を通じて、社員それぞれが人間力の向上を目指しています。

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●今後の展望を教えてください

大西さん:いま、私たち丸三の社員が気持ちよく仕事ができるのは、創業から70年にわたって過去の先輩たちが築いてくれた、「信頼」のおかげです。

だからこそ、私たちの後に入社する社員のためにも、お客様との信頼関係をさらに良いものにしていきたい、と考えています。

お客様から「ゆくゆくは自分の子どもにお店を継いでほしい」というような話を聞くこともありますが、私も、丸三の次の世代の社員が、そのお店を継がれた子どもさんと一緒に仕事をしてくれたら、なんてことを思います。

そのような世代を超えた信頼関係を、お客様と築いていきたいです。

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別府さん:丸三そのものが、長い歴史を持ち、代々受け継がれている企業です。地元の飲食店さんもまた、家業で営まれていらっしゃるところが多いですね。

食という専門業の世界で働く地元の方達を、同じく、食に関する商品の卸売販売を行う地元企業としてそばで支え続けていくことが、今後の目標です。

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芦田さん:総務としては、丸三がさらに働きやすい会社になるために、勤怠管理の見直しをはじめ、大きな負担になるような働き方の撤廃を目指しています。

社員が安心して働ける、持続可能な働き方を実現できるよう、整備を進めています。

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●学生へアドバイスやメッセージがあればお願いします!

別府さん:つねに新しいことを取り入れ、自分の視野を広げていくことですね。

私たちは、やはり、自分が知っている世界のなかで生きるほうが楽なので、仕事でも「過去の自分」で勝負しようとしがちです。

でも、そうではなくて、つねに新しいものを取り入れ、視野を広げて生きていく。「いま磨いているもので勝負すること」が大事なのではないかな、と思っています。

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大西さん:私は、学生さんには、読書をお勧めしたいですね。

私自身、本を読むタイプではなかったのですが、丸三の人材研修で「読書がいかに役立つものか」気づいて以来、ずっと本を読んでいます。

本を読めば、偉人の人生だって擬似体験できます。新しい趣味を得ることもできます。読書で得られた学びは、仕事に役立つことはもちろん、自分の人生そのものを豊かにしてくれますよ。

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芦田さん: 就職活動では、就活サイトや企業のホームページを見るだけでなく、「実際に企業に足を運んでほしい」と思います。

自分自身の就職活動を振り返っても、実際にこの会社を訪問して、そこで自分が感じたことを大事にしたからこそ、いまミスマッチなく働けているな、と思うんです。

オンライン採用を行う企業も増えていますが、企業の人事側からしても、実際にお会いして説明させてもらったほうが、お互いに手応えを感じやすいのではないか、と感じます。

ぜひ、実際に企業を訪問してみてください。

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◆今回お話を伺った「株式会社丸三」の企業情報はこちら◆

株式会社丸三

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<インタビュー学生/久保葵紗さん>

丸三さんは長い期間築き上げてきた信頼やお取引先の多さ、情報収集力、ノウハウを活用し卸売に特化することによって、お客様の様々なニーズに柔軟に対応している会社なのだということが分かりました。実際に倉庫を見学させていただいた時には、商品の種類の多さに驚きました。また、社員さんが幸せそうだったことも印象に残っています。高知の食を支える企業として責任を持ち仕事にやりがいを持って働きながら、休日はみな思い思いの時間を過ごされていました。会社が社員が安心して働けるようにと今ある課題を放置せずに解決しようと現在進行形で努力を続けている温かい企業さんだということが伝わりました。

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