お知らせ

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現役大学生の目線で、魅力たっぷりの高知県企業にインタビューする企画「現役大学生が行く！ 高知県企業インタビュー」！

今回は、建物の解体工事をメインに、さまざまな新規事業に乗り出している「株式会社オアシス・イラボレーション」にお伺いをさせていただき、取締役の油谷計也さんに、お話を伺いました！

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●お仕事の内容を教えてください

油谷さん：弊社は、一般の家屋はもちろん、ビルや大型施設など、あらゆる建造物の「解体工事」を基幹事業としています。世界に数台しかない超大型重機の導入や最新の３次元モデル「BIM」を強みに、効率かつ安全性の高い解体工事を実現しています。

その他では、「土木工事」をはじめ、「産業廃棄物収集運搬」、「仮設資材等のレンタル」など、様々な事業を展開しています。

1960年に創業した高知本店に加えて、現在では、東京本社と大阪本社があります。こうした中で従来の解体工事業に加え、近年耳にする機会も増えてきたと思いますが、「DX（デジタルトランスフォーメーション）」にも、弊社は着目しています。

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油谷さん：例えば、インターネット上の3次元の仮想空間を活用する「メタバース」に進出していけるような事業部を持つなど、幅広い視点を持って、今後の会社の拡大につながる取り組みを行っています。

きっと「解体工事とどのような関係があるのだろう？」と疑問を持たれるかと思いますが、メタバースを活用した具体的な事例としては、バーチャル空間で重機が建造物を壊していく様子を表現する、などがあります。ただ、これらが必ず解体工事にリンクしないといけないというわけではなく、最先端技術に取り組むことで未来に向けてさらなる拡大を目指す、というのが主な目的です。

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また、私自身の仕事内容としましては、労務関係や採用活動になります。面接や会社説明会の開催をはじめ社内制度の整備など、新しい方を迎え入れる体制づくりと社員が成長していける環境づくりに日々取り組んでいます。新しい分野に目を向けるという点で、採用する人材にも変化が出てきました。

例えば、今年、メディア系の学部を卒業した学生が弊社に入社しました。「せっかくだから、持っている強みを存分に生かしてもらおう」と思い、今まではなかった広報の部署を立ち上げました。このような柔軟性も弊社の良さだと考えています。

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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか？

油谷さん： まず前提として、面接の際に志望動機などの答えが用意されていることだけでなく、「学生の素の部分を見せてほしいな」と考えています。

その上で、ポジティブさ・頭の回転の速さ・思考の体力・すぐに受け答えしようと努力する姿勢・向上心の有無など、あらゆる点を採用の際には見ています。

特に「ポジティブさ」はとても重要ですね。入社後の成長スピードに大きな差が生まれてくると思いますし、慎重に見極めています。

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●今後の展望を教えてください

油谷さん：会社全体としては、グループとして成長していくことを目指しています。現在不動産事業を関連会社で運営していますが、今後もITや食品業界など他産業にフィールドを拡げていき、グループ全体で成長していくことを目標としています。

そのためにはいろいろな産業に進出することが必要不可欠ですが、進出する産業は今までの主な事業である「解体工事」と必ずしも紐づける必要はない、と私自身は感じています。

社内で多くの知識を身に付けることができ、社員がどんどん成長できるようサポートする環境づくり。そして、他業界でも活躍できる多角的な発想を持った人材育成ができればと思っています。

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油谷さん：私自身の今後の目標は、関連会社の経営を任せてもらうということです。経営者としてのベースを磨き、グループとしての成長に貢献していきたいと考えています。

先ほどお話ししましたが、弊社では、社員一人一人が成長できる環境づくりをしています。その一環で私は経営について、会社のサポートのもと大学院を卒業しMBAを取得させてもらったので、その知識を活用できればと考えています。

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高知の好きなところはどこですか

油谷さん：「過ぎる時間がゆっくりに感じる」、「リラックスして仕事ができる」、「人があたたかい」の3点です。

私は仕事で東京によく行くのですが、高知と東京で流れる時間の速さの違いを感じます。どちらが良いとは言えませんが、私はゆっくりと流れる高知の時間が大好きです。

あとは食が美味しく、温かい人柄などたくさんありますね。そんな高知の居心地はとてもいいです。

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●学生へアドバイスやメッセージがあればお願いします！

油谷さん：就職活動では、学生さんはぜひ食わず嫌いをせずに、さまざまな業種の会社を見てほしいと思います。

また、企業の事業内容や、その企業の社員さんに惹かれるなど、「入社したい！」と思う理由は人それぞれです。就職活動の過程で多くの人と話すことで、自分自身の興味関心を見つけてほしいです。

実際、弊社に入社してくる学生さんも、最初から解体工事に興味がある人は少なく、話していく中でやりたいことが見つかったり、理念や考え方に共感して入社する人がほとんどです。

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◆今回お話を伺った「株式会社オアシス・イラボレーション」の企業情報はこちら◆

株式会社オアシス・イラボレーション

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〈インタビュー学生／長崎晃成さん〉

今回は高知のオアシス・イラボレーションさんに訪問させていただきました。インタビューを通じて、何よりもまず油谷様の社会人としての意識の高さに圧倒されました。社会人になっても大学院に通って新しいことを学ぼうとする姿勢やさらなる会社経営に対する気持ちなど自分が社会人になる時の理想の姿があり、自分も向上心を持って日々を過ごすべきであるなと改めて感じました。また、企業自体にもすごく魅了を感じました。特に、資格取得支援や新しい知識を身に付けるための社員教育の充実にはとても惹かれ、将来自分が就職活動をする際も入社後の環境を重要視していきたいなと感じました。