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【高知でキャリアアップ Vol.1】20代の地元社員さんに「地元で働くやりがい」を聞きました!

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「高知で働くイメージを、もっとつけたい!」という学生さんの声に応えるため、いま高知で実際に働いている20代、30代、40代の方に、インタビューを実施!

地元で長く働き続けるために、それぞれがどのようなキャリアアップに努めているのかも聞いてきました。ぜひ参考にしてみてください。

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20代・河原さんの働き方は…
任せてもらった仕事に一生懸命取り組む!
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株式会社城西館 2016年入社
河原佑太さん(28歳、マーケティング部)

〈プロフィール〉
1993年、高知県宿毛市生まれ。県外大学に進学後、新卒Uターンを選択。創業148年の歴史がある老舗旅館「株式会社城西館」に就職。接客スタッフを経て、現在はマーケティング部で広報活動に携わる。趣味は、温泉旅や曜日市巡り。

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<現在のお仕事について教えてください!>

河原さん: 私は、城西館のマーケティング部で勤務しています。

たくさんの方々に城西館へお越しいただけるよう、城西館の広報活動をメインとしながら、パンフレットの制作や商品の開発、採用活動など、幅広い業務を行っています。

商品開発では、季節の旬やお客様のニーズにあわせて、宿泊やお料理のプランを企画立案しています。

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就活の軸は、「自分のやりたいことができること」
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<地元で就職したきっかけは何ですか?>

河原さん:大学時代、飲食店でアルバイトをしていた経験から、サービス業界に興味がありました。

そんな当時、同じアルバイト先の先輩がたまたま高知県出身の方で、しかもUターンしていることを知ったんです。「就活のアドバイスを聞けたら」と思って、帰省した際にその先輩にお会いしたことが、Uターンのきっかけになりましたね。

その先輩から話を聞くまでは、「都会じゃないと仕事の種類が少なくて、自分の望む仕事に就けないのでは?」と考えていました。

ところが実際は、先輩から「高知県にUターンをしてから、やりたいことができる、充実した日々を過ごしている」と聞いて。「地元企業でも自分のやりたいことができるのでは」と、Uターンも視野に入れて就職活動に取り組むようになったんです。

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<現在の企業に就活した理由は、どういったものでしたか?>

河原さん:接客業が好きだったこともあり、「高知県でトップクラスのサービスを提供する場所で働いてみたい!」と考えました。

そこで先輩に教えていただいた、高知を代表する老舗旅館である城西館に興味を持ちました。

私の知人にも城西館で披露宴を挙げた人がいたので、企業研究のために、その時の話を聞いてみたり。また、自分がお客さんになって実際に宿泊してみる、といったリサーチをしましたね。

その当時は、とても素晴らしい接客をしてもらったことが、今でも強く印象に残っています。丁寧なお出迎えから、客室までの自然な会話、お料理をいただく際には料理長とお話できたり。それまで経験したことがなかった高品質なサービスに、とても感動したんです。

この時の経験もあって、「城西館で、トップレベルのサービスを提供する人間になりたい!」と思うようになりました。

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20代は、任せてもらった仕事に一生懸命取り組む
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<就職当時は、どのような仕事をしましたか?>

河原さん:就職してから2年間は、接客部で勤務していました。

お客様をおもてなしする接客業務はもちろん、披露宴などの会場設営やお料理の運搬など、まさに現場に立ってサービスを提供するお仕事です。

この2年間の現場経験は、現在も基礎になっています。失礼のない礼儀作法をいちから習得することができましたし、なにより、サービス業で最も大切な「お客様視点」を身につけるきっかけになりました。

「お客様視点」とは、お客様の視点に立って、「本当に求められているのは、どのようなサービスなのか」を考えることです。サービス業では、あらゆるシーンで欠かせない視点です。

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<地元企業で働く20代として、最も大事なことはなんだと思いますか?>

河原さん:任せてもらえた仕事に、全力で取り組むことだと思います。

現在、私はマーケティング部で勤務していますが、配属当時、マーケティングは自分にとってまったく未知の領域でした。

業務としても、パンフレットづくりにパソコンを使いますが、それまではワードのソフトくらいしか触ったことがなかったんです。操作を覚えるのは、ひと苦労でしたね。

それでも若い20代では、まだまだ経験が足りないし、できることも限られています。だからこそ、任せてもらった仕事に一生懸命取り組み、スキルアップに励むことが大事だと思います。

できる限り自分自身で考えて、わからないときはまわりに相談しながら、とにかく一生懸命取り組むこと。そんなふうに働けば、必ず、自分自身にとってプラスなりますよ。

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新しいプランをチームで考えるプロセスが楽しい
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<高知で働く上で「これは大事だな」と思うことを教えてください。>

河原さん:若手としては、「同期を大切にすること」だと思いますね。

地元だと昔馴染みの友人がたくさんいたり、家族にも気軽に会えるので過ごしやすいですが、一方で、やはり地元企業の若手社員が少ない印象があります。

同じ世代同士、抱えている悩みも似ていますし、部署が違っていても、同期とのつながりを大切にしていきたいですね。

また、今後も経験を積んで、いずれは管理職というポジションで働いてみたい、と思っています。

そのために、誰かを巻き込んで、チームをまとめあげて、課題を解決していけるような存在になれたら、と考えています。

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<最後に、高知県で働くやりがいを教えてください!>

河原さん:たくさんのお客様に旅館を利用していただけることはもちろんですが、新しい商品や宿泊プランをチームでつくり上げていく、そのプロセスにやりがいを感じています。

例えば、昨今はコロナ渦ということもあり、自分たちが住む地域で新しい魅力を発見しながら旅行を楽しむという、「マイクロツーリズム」がトレンドになっています。

これを受けて2021年には、「高知県の生産者」にスポットを当てた旅行商品づくりに取り組みました。室戸市から宿毛市まで、20カ所もの生産者さんを実際に取材させていただき、その食材の魅力をお料理とともに堪能していただくプランをつくったんです。

取材をまとめたパンフレットも制作し、城西館で宿泊されたお客様にお送りしたところ、評判も良くて、とても嬉しかったですね。

そんな、ひとつひとつの過程に、とてもやりがいを感じているんです。

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株式会社城西館

創業148年の歴史ある老舗旅館。宿泊業、宴会事業、婚礼事業、物販事業の4事業を主軸とし、高知県の魅力をPRするため、県内企業とタッグを組み、高知食材を使用したオリジナル商品の製作・販売も行っている。

イベントや最新の働く情報など、高知の最新情報が届きます。