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高知県で就職した1年目の新入社員さんにインタビュー!

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「高知県で就職するって、実際はどんな感じなんだろう?」と、なかなかイメージがつかめない学生の方も多いのでは?

そんな声に応えて、今回は、高知県の地元企業「金星製紙株式会社」に就職した、入社1年目の井上愛有未さんにインタビュー!

「就活をどのように進めたらいいのか」、「就活時の悩みや対策」など、地元で就職活動を進めるうえでポイントになったことも聞かせてもらいました! 高知で働くことを考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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●井上さんは、いまどんなお仕事をしているんでしょう?

▶︎東京で行われた展示会にも参加!

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井上さん:「金星製紙株式会社」で営業部に所属しています。主な商品である不織布をはじめ、新しい商品の企画や販売にも携わっています!

例えば、商品を取り扱っていただいている店舗への販売営業や、既存商品の改善、新商品のアイディア出しなど、入社1年目からでも「やってみたい!」と思ったことに、どんどんチャレンジさせてもらっています。

よさこい祭りで弊社が協賛しているチームの地方車に設置する看板のデザインや、「高知龍馬マラソン」の参加者に向けたTwitterのSNSキャンペーンなど、「こんなことまでやらせてもらえるんだ!」と、やりがいを感じていますね。

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●地元・高知県で就活したのは、どうしてでしょう?

▶︎商品企画について提案中の井上さん。

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井上さん:大学生の時、「地元の若者が県外に出て行ってしまう」という地域の課題について学んでいたから、ということもありますが、私自身、最初は県外で就職しようかと検討していたこともあります。

ただ、私の就活時期はコロナ禍だったこともあり、何が起こるか分からないなかで、やっぱり「家族や大切な人たちの近くにいたい」という思いもあって。最終的に、地元企業に就職することを選択したんです。

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●地元就活はどのように進めていったのでしょう?

▶︎第35回高知県地場産業大賞を受賞した「さらふあマスク」。

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井上さん:大学3年生になった年の4月から、説明会やセミナー、インターンシップの参加を予定していましたが、コロナ渦の影響ですべてキャンセルになってしまいました。そのため、就活を実質的にスタートできたのは、その年の12月でした。

その後、翌年3月に開催された合同企業説明会に参加して、「金星製紙株式会社」のブースでお話を聞くことができました。そのとき、「高知にこんな面白いものづくりの企業があるんだ!」と興味を持ったことが、志望先として考えるきっかけになったんです。

その時のことは、今でも覚えていますが、「みんなで作り上げた商品を世に出す」、「自分の手がけた商品が店頭に並ぶ」という言葉に、とても魅力を感じましたね。

企業訪問では、日高村にある工場見学もさせていただき、私たちが普段使っているマスクがどのように作られているのか、実際の製造現場を見ることができたり、社員の方に普段の会社の雰囲気を聞いたりすることができました。そのまま、4月に面接試験、5月に内定をいただくことができました。

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●就活での自身の軸はなんでしたか?

▶︎就活中は、「働きやすい会社の雰囲気」を大事にしていたそう。

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井上さん:地元で就職活動を進めていく上で、2つ軸がありました。

ひとつは、「実際の会社の雰囲気などを知ること」。これから働く上でとても大切だと感じていたので、会社訪問ができる企業を探しました。

ふたつめは、「営業として働きたい」ということです。合同説明会では、他にもディーラーのお仕事のお話も聞いていて、ワンデイのインターンに行く機会もありました。そのときに聞いた「商品を販売させていただく過程では、お客様との関係を育んでいく」というお話を、とても魅力的に感じたんです。その経験から「営業のお仕事をしてみたい!」と、やりたいことが決まったんですね。

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●就活当時はどんなことに悩みましたか? また、その対策はどうしていたんでしょう?

▶︎TV放送で会社紹介をする井上さん

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井上さん:そうですね、内定をいただいていた企業の中で、自分の本当に行きたい企業を決めるのは、特に難しかったですね。その解決策として、私はこんなことをしていました。

ひとつめは、「ノートに書き出す」こと。感情に流されるのではなく、客観的に自分を見つめ直して、「自分は何をやりたいのか」、「働く上で何を優先するのか」を整理しました。

ふたつめは、たくさんの人に相談すること。よく相談していたのが、大学の先生や両親、友人です。いろんな角度から意見を聞きたくて、自己分析に協力してもらうことで、自身の適正を知るきっかけになりました。

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●今後の目標はどんなことでしょう?

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井上さん:「自分の携わっている商品を世に出すこと」です。

まだまだ自分1人ではできないことが多いですが、日々の上司と同行する機会からも、学ぶことがたくさんあります。

例えば、営業先でのコミュニケーションや、営業先の方々の営業トークも逆に自分のものにしたりと、日々成長していきたいです。

また、市場は毎日変化していきますので、常に情報をキャッチしながら分析も欠かさずに行なっていきたいですね。

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■金星製紙株式会社はこんな会社!

不織布という素材をメインに、製造から加工、販売まで一貫して取り扱う、日本でも数少ない製造開発会社。創業100年を超える歴史があり、若手社員のアイディアがそのまま商品化されるということも多くある社風が特徴。従業員数は136名。

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