1次産業のデジタル化で地元に貢献!「パシフィックソフトウエア開発株式会社」
1次産業のデジタル化で地元に貢献!
パシフィックソフトウエア開発株式会社は、創業以来蓄積された制御ソフトウェアのノウハウを用いて、一次産業のデジタル化を推進する企業。
自社開発した養殖魚への自動餌やり機「餌ロボ」を中心に、全国に取引先を拡大しています。
今回は技術本部の森脇さん(写真左)、総務課の福永さん(写真右)にお話を聞きました。
▲森脇さん(写真左)と福永さん(写真右)
ー森脇さんが入社されたきっかけはなんですか?
森脇さん:入社の決め手は大きく3つありました。まず、地元の”いの町”に戻れる距離にある会社だったこと。次に、地元に恩返しができる仕事ができること。そして、文系出身ですが、新しいことに挑戦したいという気持ちがあり、ITやプログラミングに興味があったので、それが実現できること。その上で、パシフィックソフトウエア開発はぴったりの環境でした。
ーなるほど。ほんとにドンピシャですね。高知でIT関連の企業だと少ない気がします。入社前に会社の雰囲気や社風について感じたことはありますか?
森脇さん:合同説明会で初めてお話した際の印象がとても良かったのを覚えています。ブースの雰囲気が明るく、社員の皆さんがワイワイとしていて、非常にアットホームな感じがしました。また、会社見学に行った時には、サプライズで社員の皆さんが私の名前を覚えていてくれて、非常に嬉しかったです。まるで会社の一員になったような感じがしました。
ーそれは素晴らしいですね。実際に入社してからの仕事内容について教えていただけますか?
森脇さん:主に自社製品である「餌ロボ」のソフトウェアの保守やアップデートに携わっています。試験や実験、そしてバグ修正などを行っています。プログラミング自体はあまりしていませんが、テストを通じて製品の品質向上に努めています。
ー「餌ロボ」はどういった商品なんですか?
福永さん:従来の餌を与える機械は目覚まし時計のように、決まった時間に自動で動き始めて、規定量の餌が出ると止まってという事を毎日繰り返すようなものだったんです。ただ、相手が生き物(魚)ですから、時間になって餌をあげても魚が空腹じゃないから、餌を食べないっていうことが起こるんですね。魚の養殖のコストの7割は餌代と言われており、魚が餌を食べないとコストが余分にかかってしまいます。また、食べ残した餌が海底に沈んでヘドロになったりして、環境にも悪影響がありました。そういった問題点を弊社で改善しようという事で開発した商品が「餌ロボ」になります。
ーそれは画期的ですね。どういった仕組みで動いているんですか?
福永さん:超音波を使って、魚が満腹になった状態を検出して給餌を自動停止することで、食べ残しが少なくなり海の環境に優しく、SDGsにも繋がっています。生け簀(いけす)が陸から離れているところだと、天候が悪い日に直接行かなくても、スマホを使って状況も把握できるため、事業者さんも安全に管理ができます。
ーそんな「餌ロボ」の保守を担当されているということですが、業務の中で難しかったことはありますか?
森脇さん:大学生の時にレポート作成などで、WordやExcelなどは使ってましたが、システム系の事は全く興味があるとかでもなかったので、専門用語を覚えることが大変でした。
OJTや研修などもあるのですが、細かいところは業務を進めながら、分からないプログラミング言語が出てきたら、先輩に聞いたり、自分で調べながら進めたりしてました。
でも、1つの用語や関数を調べたら芋づる式に100個出てくるみたいな(笑)ただ難しい反面、プログラミング言語を覚えていくと、ここのシステムはこういう風に動いてるんだって理解できるようになるのが、ステップアップしてるなって実感できる部分でもあります。
ー全くの未経験の中での業務だと、先輩などに聞きづらそうですが、それは大丈夫でしたか?
森脇さん:そんなことは全くなかったですね。先輩に分からない事を聞いてもすぐ教えてくれます!定期的に勉強会なども社内で実施をしていて、その時に部長や課長など、先輩社員が教えてくださります。勉強会で教えていただいたことがわからなくなって、改めて後日に質問したりしても教えてくれてます(笑)
ー役職関係なく、気軽に質問などできるのはすごく良いことですね。他に働いていて、魅力を感じる点はなんですか?
森脇さん:まずは、先ほど言ったように社員同士の仲が良く、アットホームな雰囲気が最大の魅力です。
また、水産業が盛んな高知県を筆頭に、地元に貢献できる仕事ができるという点も大きいです。あとは、新しいことに挑戦できる環境が整っているので、自分自身の成長を感じることができます。
ー話は変わりますが、高知に戻ってからの休日の過ごし方はどうですか?
森脇さん:アウトドアが好きなので、満喫できています!最近は狩猟を始めました!猪を罠猟で捕まえて、捌いて、食べてます(笑)ゆくゆくは銃での猟も計画しています!
ー高知ならではという感じでいいですね!最後に、これからパシフィックソフトウエア開発に応募を考えている方々にメッセージをお願いします。
森脇さん:パシフィックソフトウエア開発は、地元に根差しながらも新しい技術に挑戦できる素晴らしい職場です。アットホームな雰囲気の中で、自分のスキルを磨きたい方には最適な環境だと思います。ぜひ、一緒に働きましょう!
ー本日はありがとうございました。
会社名:パシフィックソフトウエア開発株式会社
事業内容:ソフトウェア開発(物流、電子決済、 レーダー)/自社製品(AI自動給餌システム 「餌ロボ」、海洋土木高度情報技術サービス 「Sea Vision」) の開発、販売/ システム開発(IoT・AI・医療)
会社HP:https://pacificsoftware.co.jp/
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