お知らせ

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現役学生の目線で魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく企画「現役大学生が行く！高知県企業インタビュー」！

今回は、地質調査を中心に公共事業などのコンサルティングも手がけている「株式会社 相愛」にお伺いをさせていただき、代表取締役の永野敬典さん（左）と、自然環境調査課で植物調査員をされている大利卓海さん（右）にお話を聞かせていただきました！

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●お仕事の内容を教えてください

弊社は、公共事業などの建設工事を行う現場で、ボーリング調査といった調査業務を請け負うことをはじめ、環境負荷などを調査するコンサルティング事業なども手がけています。

とりわけ、短期的な開発事業ではなく、地域の50年、100年先を考える視点から、持続可能な地域社会づくりを目指しています。

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私が所属している「自然環境調査課」では、公共事業に伴う周辺の自然環境への影響を把握するための調査を行っています。

私はその中でも植物調査を担当しています。

当然、そのような業務の中で貴重な植物を発見し、自然環境への配慮に貢献することもありました。

大学・大学院での在学時、植物の研究をしていたので、これまで学んだ知識を活かせる仕事に就くことができ、とても充実した日々を送っています。（大利さん）

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●相愛に入社したきっかけを教えてください

私は、学生時代に参加していた生物に関する学会で、この会社を初めて知りました。

そこで、相愛という環境調査を行っている会社があること、相愛の抱いている環境に対する想い、地域と自然環境に貢献しようとする理念を知ることができました。（大利さん）

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就職活動では「大学院で学んだ、植物に関する知識を活かせる仕事に就きたい」と考えていたので、高知県内で環境調査を行っているこの会社も志望先になりました。

実際にインターンにも参加して、里山の自然のなかにあるオフィスの雰囲気や、会社の方々の人柄に惹かれました。

そして、会社としての今後の展望や環境教育を通じて地域に貢献していく姿勢などを知り、この会社での就職を決意しました。（大利さん）

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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか？

弊社では、就職後のミスマッチを防ぐことをなによりも大事にしています。

だからこそ大学生の方には、「自分が何をしたいのか」について、しっかりと突き詰めて考えてほしい、と思います。

それを基本に、弊社としても、入社後、長く働ける環境や仕事を提供できるかどうか、真剣に考えていきます。

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地質調査や建設コンサルティングの業者だからと言って、必ずしも専門的な知識を入社前から求めているわけではありません。

専門性の高い部署であれば難しいかもしれませんが、技術や資格は入社後に身につけることもできますし、弊社としてもサポートしていきます。

それよりは、その方の人柄や「高知で働きたい！」という意欲を重視して採用活動をしています。

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●今後の展望を教えてください

創業から65年間にわたって、インフラ開発の事業に携わってきました。

そのなかで、「地域が決して開発行為のみで良くなるわけではない」と強く感じることもあります。

「自然環境に配慮をしていかなければ、地域の魅力がなくなり、やがて人もいなくなってしまうのではないか」。そんなふうに考えています。

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だからこそ、開発事業のなかであっても、環境保護に向けた方向転換を促すことに、真剣に取り組んでいきたいと思っています。

この素晴らしい高知県を残していくために、弊社も自然環境を守るための事業を始めることも当然ながら、次世代の人材を育むことも重要な一つだと思っています。例えば、そういった想いから子どもたちに向けた環境学習にも取り組んでいます。

親子を対象とした環境学習を実施し、次世代を担う子どもたちはもちろんのこと、その人材を育てる保護者にも自分のこととして学んでもらえる機会を作っています。

今後も私たちの働く高知のために、地域に貢献できる人材を育むことに取り組みたいですね。

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●学生へアドバイスやメッセージがあればお願いします。

就職におけるミスマッチを防ぐためにも、インターンに積極的に参加してほしいですね。

会社の理念を知り、その理念が自分に合っているかどうか。会社の雰囲気や人柄なども、実際に肌で感じてみましょう。

学生時代に幅広い経験を積むことも、なにより大切なことです。

たとえ、まだ自分が興味を感じられない分野であっても、一歩足を踏み入れてみれば、多くの発見があるでしょう。ぜひ挑戦してみてください。

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◆今回お話しを伺った「株式会社 相愛」の企業情報はこちら◆

株式会社相愛

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〈インタビュー学生／前田　大我さん〉

2002年生まれ。埼玉県出身。

高知大学の現役大学生。デザインの視点から挑戦する地域おこしに興味があり、日々奮闘中！

「インタビューの中で長期的な開発や50年100年先という言葉が何度も出てきており、とても印象に残りました。短期的な利益ではなく、長期的な社会としての利益を求めている相愛さんの企業理念や高知県の素晴らしい環境を残していきたい、高知県に貢献したいという思いを、言葉の端々から強く感じました。」