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【Vol.42】現役大学生が行く!高知県企業インタビュー「株式会社 高知丸高」

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現役大学生の目線で魅力たっぷりの高知県企業にインタビューをしていく企画「現役大学生が行く! 高知県企業インタビュー」!

今回は、「基礎工事のパイオニア」として、難しい建設プロジェクトにも挑戦している建設会社「株式会社高知丸高」にお伺いをさせていただき、営業管理部の小西さん(左)と野老山さん(右)にお話を伺いました!

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●お仕事の内容を教えてください

小西さん:「株式会社高知丸高」の主な事業内容は、土木建設工事を中心とした特殊基礎工事です。「基礎工事のパイオニア」として、施工が難しい工事現場にも果敢に挑戦しています。

建設機械そのものを取り扱っていることから、それぞれの工事プロジェクトに合わせた、機械の選定や改造まで提案できることが、弊社の強みです。

また、災害復興機材の取り扱いもあり、例えば、高知県内の市町村と防災協定を結んで、災害発生時には、復旧作業員や機械の提供を迅速に行えるよう準備しています。

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野老山さん:私は、工事現場の安全性を確保するために必要な安全書類の作成を担当しています。

安全書類とは、作業員の氏名はもちろん、資格の有無や関係者の人数などをまとめた資料です。現場での安全管理に欠かせないものですね。

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●採用の際に学生に求める事はどんな事ですか?

小西さん:やる気と協調性ですね。

希望する職種が各々あると思いますが、それを踏まえたうえで必要な資格を取得していただく様に進めて行きます。入社後に3ヶ月の研修期間を設けていますが、それはその方々がどの職種に本当にあっているかを会社側でも判断をさせてもらうための期間としています。

面接では、仕事に対する意欲や、何か長く続けていることはないかを伺います。弊社に入社して長く続けなければ、会社にとっても新入社員にとってもマイナスです。弊社では「1班体制」という5人1組でグループを作り、工事を進めていくので、協調性がとても重要になります!

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●仕事をする上で心がけていることはなんですか?

野老山さん:私は、挨拶をすることを大切にしています。

挨拶は、仕事を進める上で必要な意思疎通の基盤になってくれます。日々の挨拶をしっかり心がけることで、一緒に働く仲間との雰囲気も良くなりますよね。それが、業務を円滑に進めるポイントになると思っています。

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小西さん:土木建設は自然を相手にする仕事ですから、臨機応変に対応できるように準備しています。悪天候ともなれば、予定していた作業を止めなければならなくなります。そのために施工現場に入れようとしている機材・材料などの搬入が出来なくなったりもします。そのような事態を本社サイドではカバーしていく体制を取っています。

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●今後の展望を教えてください

小西さん:現在国内での工事が大半ですが、国内事業にも限りがありますので、常に海外に目を向けた事業展開を考えています。海外事業は、事業を企画してから始めるまでに数年はかかります。そのためには早い時期から海外の事業を少しずつ進めようと考えておりました。もちろん、現在はコロナ禍という制約があり、他社さまと同様、大事な打ち合わせなどは直接の面談が出来ずリモートが主流になってきています。そういった中でも、ものづくりに対して常に情熱をもって取り組んでいきたいと考えています。

新たなチャレンジの1つとしましては、仮設橋梁です。より長い橋やより簡易にかけられる橋等、弊社は技術提供をして施工をさせて頂いております。今後も新たなものづくりの提案にチャレンジしていきたいと思います。

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小西さん:例えば、弊社はフィリピンで洪水対策の工事事業に携わっていますが、これは弊社の機材を利用した新しい事業展開の可能性を秘めていると考えています。日本でも洪水対策として河床掘削が進められています。しかし、小河川に対応する機材は少なく、実施している場所も限られています。海外でも同じ状況です、しかし雨期の時に洪水被害が小河川で起きているのも現状です。他社がやっていない場所で機材の提供をして販路を広げようと考えました。そのための第一歩として、JICAの事業で進めさせていただいております。

また、弊社は施工や機械に対して特許を取得・保持し続けています。必要に応じて海外でも特許出願しており、現在中国・パキスタンで特許を取得しています。さらに新たな特許技術の開発にも挑戦していきます。

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●学生へアドバイスやメッセージがあればお願いします!

野老山さん:何かひとつでもよいので、自分がやるべきことを心がけて行動することが大切だと思います。その行動が業務を進めていく上で必ず活きてくる時がきます。例えば、先ほど述べた通り、私は誰に対しても挨拶をすることを心がけています。この行動が業務を円滑に進めることにつながっていくと考えています。

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小西さん:仕事をしているとしんどいと感じることがあっても、何か一つでも楽しいことを追いかけながらやるようにすると続けていけますよ!

新しいものを作る・新しい仕事をやり遂げることにより達成感を味わうことができると思います。

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◆今回お話を伺った「株式会社高知丸高」の企業情報はこちら◆

株式会社高知丸高

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<インタビュー学生/谷口戒人くん>

日々新しいものを作り、提案するということは刺激的で魅力的な職業だと感じました。普段生活している中では気付かないけど、人々の生活を支えている仕事がたくさんあることを改めて感じ、就活の際はそういった企業にも目を向けていこうと思いました。インタビューをさせていただく中で、お二人の仲の良さが感じられ、とてもあたたかい職場だと思いました。会社全体としても大切にされている挨拶は、基本的なことだけど習慣にするまでは少し難しいことだと思います。日頃の生活から意識していこうと思いました。

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